九州学院出身でプロ野球ヤクルトスワローズの村上宗隆（むらかみ むねたか）選手に熊本市民栄誉賞が授与されました。

23日、神宮球場での試合前に授与式が行われ、熊本市の大西一史（おおにし かずふみ）市長が村上選手に感謝の言葉を送りました。

大西市長「あなたのご活躍は熊本はもとより日本中に大きな感動と希望を与えました。このことは我々市民の誇りです」

大西市長が表彰状を手渡し熊本市親善大使の宮崎美子さんからも副賞として米やメロンなど熊本の農産物の目録が贈呈されました。

熊本市民栄誉賞は史上最年少での三冠王獲得など村上選手の昨シーズンの活躍を受け新設されたもので、村上選手が受賞者第1号です。

この日の試合は熊本市DAYと銘打たれ、村上選手のバットに期待が集まりましたが、3打数ノーヒットに終わり、試合にも敗れました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/37609bda7e7ea8f3f6008af526ca655c92031be9

　「マイナビオールスターゲーム2023」（7月19、20日、バンテリンドーム、マツダ）の開催要項が18日、都内のホテルで発表された。全セを率いるヤクルト・高津臣吾監督（54）は注目選手に打率4割超えのDeNA・宮崎の名を挙げつつ「あとはなかなか当たらないけれど…、村上選手。（昨年の）3冠王なので、活躍してくれることを祈っています」と打率2割台と苦しむ自軍の主砲にも期待した。

　村上は球宴に3度出場し15打数4安打の打率・267、0本塁打。指揮官は「こういうのをきっかけに、なにか変わったり」と期待する。3月には侍ジャパンが14年ぶりに世界一を奪還しており「日本野球の素晴らしさを披露できた大会。そういうものをオールスターでも披露する」と決意をにじませた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/07cb0af06970a6a851e40cc253cf5c934e3d7a4a

　令和の三冠王、ヤクルトの主砲、村上宗隆がハイペースに失策を重ねている。

　ここまでの失策数は「7」。これは規定以上の全ポジションの選手の中でも最も多く、昨年の村上自身の失策が「15」だったことからも、開幕から1か月半の時点でこのペースはいかに異例かがわかる。

　村上の守備の問題に関しては球界内からも様々な考察の声が出ている。村上をルーキー時代から知り、遊撃、三塁のポジションでゴールデン・グラブ10度受賞を誇るヤクルトのレジェンドOBの宮本慎也氏は9日に更新された野球系ユーチューブ「野球いっかん！」の動画内で村上の守備について言及している。

　まず第一に着目したのは、守備位置についてだった。宮本氏は「アドバイス的にいうとすれば、守備位置が深すぎるんですよ」とコメント。深めに守っていることで何が問題になるかといえば、打球のバウンドが合わないときなどに、すでにランナーは進んでいるため、その様子を見てあせってボールを握りかえし、さらに不安定な送球などにつながる悪循環が生じると見ている。

　こういった点を受け、同氏は「僕はもうちょっと守備位置が前のほうがいいと思う」と助言する。三塁手にとっては、あまり前に出すぎるとアンツーカの問題もあるため、適度な距離で少し今の位置より前に守備位置を取ったほうがいいとした。

　そしてもう1点、宮本氏が守備向上につながるポイントとして「キャッチボールを丁寧にやったほうがいい」と勧める。

　自身もコーチ時代から守備の基本として選手に伝えていたというが「スローイングというのは自分の身体を縦に使わないといけない」という持論を改めて語り、このことを意識しながら、キャッチボールに丁寧に取り組むことでスローイングにも安定性が出てくるとした。

　最近は開幕から絶不調だった打撃にも少しずつ光明が見え始めている村上。この点については宮本氏も動画内で「構えが良くなってきている。これからやってくれるでしょう」とエールを送ることも忘れなかった。

　いずれにせよ、目指すリーグ三連覇に主砲の奮起は欠かせない。攻守にわたっての活躍を期待したいところだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/445b1da8c12556b1e009614ebed867798d7e002e